火災保険の種類
火災保険には補償範囲が異なる様々なバリエーションの商品が用意されています。保険は服を買うのと同じで自分の好みやスタイルにあったものを選択する必要があります。火災保険もいくつもの種類を提供することで、人々のニーズにあう商品を提供しているのです。火災保険は基本的な補償プランに加えて、様々なリスクに対応するプランもあります。ですから内容をよく検討し、火災保険を比較して最適な補償を見つけるようにすると良いでしょう。具体的な種類として、住宅火災保険、住宅総合保険、オールリスクタイプなどが用意されています。
スタンダードな住宅火災保険
住宅火災保険とは個人向け火災保険の基本的なプランです。主に火災による経済的損失をカバーすることを目的に販売されている商品ですが、落雷や爆発、風災や雹災などの自然災害に起因する損害もカバーしています。保険料が安いのが特徴で、基本的な補償さえあればよいと考える方に向いているプランです。住宅火災保険は基本的な補償を提供していますが、万一の火災の際には十分な補償を提供することができます。地震保険も別途加入できるという特徴があります。損害保険会社各社ともに販売している商品です。
補償範囲を広げるなら住宅総合保険
住宅総合保険とは、住宅火災保険の補償に加えて、他のリスクにも対応する補償を提供しています。例えば子どもたちが野球をしていて、ボールが突然窓ガラスに当たり割れてしまった場合や、車が自宅に突っ込み、家屋が破損してしまった場合などの損害も補償されます。泥棒の侵入による損害や、集合住宅での水漏れにより階下に損害を与えてしまった場合の補償も提供しています。賃貸契約を結ぶ場合、不動産会社から賃貸契約とセットで申し込むよう依頼されるのも、住宅総合保険です。補償範囲が広いのがこの商品の強みとなっています。住宅火災保険同様に地震保険をプラスすることができます。
あらゆるリスクに対応するオールリスクタイプ
住宅総合保険よりもより広範囲に補償を提供するのがオールリスクタイプの火災保険です。このタイプの特徴は、火災による経済的損失や自然災害による損害に加えて、日常生活で発生する様々な損害にも対応していることです。オールリスクタイプの場合、損害額の大小にかかわらず補償されるため、免責金額がなく保険金請求がしやすいというメリットもあります。さらに保険会社が提供する福利厚生サービスが利用できるという特徴もあります。例えば近隣の医療機関を照会してくれるメディカルサポートなどが提供されています。
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